夜まわり

名古屋駅

クリスマスイブだが夜まわりである。街には幸せそうな人々がライトアップされた街を楽しそうに歩いている。しかし、その片隅には新聞紙と段ボールだけで寒そうに身を縮ませながら眠る野宿者がいる。なにかがおかしくはないだろうか?一方ではとても食べきれないクリスマスディナーを注文する人がいて、一方では空腹を水でごまかし、寒さに震え、酔客の襲撃に怯えながら街中で寝ざるを得ない人がいる。いつまでこのようなことが続くのだろうか?