これまでの経過と今後

1.話し合いの開始と12月9日に除却命令

  1. 1月30日に除却催告書に対する弁明書をだし、当日市当局との話し合いも開始しました。12月15日に第2回目の話し合いが予定されているのに、12月9日に除却命令書が出されました。12月15日の話し合いでは、緑政土木局の「シェルターへの入所誘導」などのやり方が問題であり、改善することなどが確認されました。
  2. 年末に、新年に話し合いをする用に要求し、1月11日に話し合いが行われ、いくつかの点を市側は検討することになりました。

2.異議申し立てと戒告処分

  1. 翌12日に、除却命令書に対する異議申し立てを行おうとしたところ、午後から戒告処分を出すということがわかり、急遽午前中に異議申立書提出と記者会見をしました。7名の異議申立書を出しました(13日にさらに1人の申立書を郵送)。
  2. 戒告処分について。名古屋市の資料によると、12月の除却命令後9件の物件が「自主撤去」されたとのこと(シェルター入所 5件、「自主退去」3件、物件のみ撤去 1件)。今日の戒告処分の対象物件は17件。もちろん「自主撤去」「自主退去」は言葉通りに受け取ってはいけません。戒告処分の内容(趣旨)は、「行政代執行放題3条の規定により戒告します。1月18日までに除却してください。期限までに除却されない場合には、本市が行政代執行法第2条の規定により、物件等の除却を行い、それに要した費用の納付を命じます。」というもの。

3.今後について

19日以降いつ代執行があるかわからないという前提で、笹島連絡会や野宿者有志は次のように考えています。

  1. 戒告処分に対する異議申し立てと執行停止申し立てを行う(来週早々です)。
  2. 名古屋市の話し合いを求める。
  3. 19日(水)午前白川公園にあつまり、その後も白川公園を中心に態勢を固める。
  4. 市民情宣なども行う。

  などです。

 みなさん、名古屋市への抗議、マスコミへの働きかけ、その他できることをしてください。