若宮工事続報

本日10時、緑政が来る頃までに現地には当事者と支援者含め45名ほど集まり、説明は全員に対しおこなわれた。
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緑政からの説明事項
・仲間の荷物が置いてある場所の工事は今回は行わない。
・今回の工事は荷物の無いゲートボール場北側の植樹帯およびテニスコート南東端の一部のみで、3月4日に着手する。
・現在仲間が生活している区域については2008年秋ごろに工事の予定。それまでに健康福祉局との相談を個別でおこなっていき、それぞれの道を見つけてもらう
・現在荷物が置いてある場所以外に今後荷物を置かれることを防ぐために、荷物が無い部分には名古屋市のA型バリケードを設置する。
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また、説明の後、今回の工事は野宿者の排除が目的ではないか、実際に土木事務所の副所長が野宿者の排除が目的であると洩らしていた事実があることを指摘したが、工事の目的は公園の緑地の管理であり、野宿者の排除ではないというタテマエの回答であった。
しかし、まず工事ありきで仲間の生活を脅かし、最初に行われるべき健康福祉局の職員の巡回相談が後手に回っていることや、強制収容所のようなシェルターに入れることを前提にした相談では、仲間ひとりひとりの生活を考えておらず意味が無いなど、当事者から多数の声が上がっていた。

今回の工事はみんなで団結し声をあげることにより延期することができたが、工事は半年後に迫っており、それまでにそれぞれの生活を守る道をみつけていかなければいけません。
また、福祉の職員が今後仲間に対してどのような対応をするのか、見守る必要があります。

(kinoco)