6.仲間の日

2001年5月より毎月第4土曜に、名城公園外堀にて「仲間の日」を開催しています。「仲間で食うメシは仲間で作ろう」、「仲間の問題は仲間で話し合おう」を合い言葉に、「共同炊事」と「寄り合い」をメインとして集まりを持っています。目的としては、仲間たちの結束を強めること、地域的な分断により普段顔を合わせることの少ない仲間同士が出会って話す機会をつくること、情報・意見交換をすることです。毎回約200名仲間たちが参加しています。「共同炊事」の炊事道具は仲間たちで管理され、メニュー決め、材料揃え等の準備段階から仲間で意見を交わしていき、野宿当事者が決定していくプロセスを大事にしています。「炊き出し」のように効率的ではないけれども、決して「シテモラウ・シテアゲル」ではない対等の関係性を大切にしています。また「寄り合い」では、積極的な意見や質問が飛び交うなかで様々な情報交換が進められており、同時に毛布、衣類の放出も行われています。