夜まわり

野宿光景

今週は夜回りの参加者が少なかったが、明日の仲間の日のビラ配りも兼ね参加者が協力をして回った。この日も名古屋の日中は、35℃まで上がり、まだまだ夏を感じさせる日が続いている。しかし、夜は風が心地よくなり、夏の短さをしみじみと感じている。
名古屋では明日、明後日(8月27,28日)どまつりがあり、今日はどまつり前夜祭が行われたため、普段見かけない、若者の集団をよく見かける。公園で花火をやっている集団もいれば、踊りの練習をしている集団もいる。祭りの中心となる栄で普段寝ている仲間たちは、深夜まで人が騒ぐため、他の場所で身体を休めなければならなく、仲間がいつもの場所で休む時間が短くなる。
日中は、暑く体力を消耗し、夜は身体を休めることが出来ない。そして食事も取ることが出来ないと体の機能が働かなくなり、熱中症で倒れてしまう。
今週だけでも、2名の仲間が救急車で搬送された。他の仲間が気付き、連絡をしてくれなければ彼らの命はどうなっていたかわからない。特に、野宿生活の間もない仲間が搬送される確率が高い。それは役所の福祉課行けば、無料で病院にかかれることを知らなかったり、そういった情報を得る手段を持っていなかったりするためだと思う。だからこそ仲間とのつながりの大切さを感じる。今日も、いつもは見かけない場所で多くの仲間が身体を休めていた。また熱中症で倒れる仲間がでなければいいが。